しとしと 雨降る 耳を澄ませば 聞こえるよ 遥かな 誰かの 泣き声 繰り返す季節 時間の流れを感じないあたし あなたと一緒に 目を開け 探し 続けてた 叶わない夢と無邪気さ 呑み込まれ 街の中 透き通った瞳に見えてた 揺らぐことない願いは 一つの星座のように 届かないよ 古びた思い出を 忘れず 濡れてひかる道が 虹色に 映ってる しくしく 抑えない 微笑んで隠 せるか 見せない 素顔と弱さ 掴めない 輝いてる星が 零れ落ちたぼくと一緒 いつかが燃え尽きてく どうしようもなく溢れてくる 届けずに消えた言葉 思い出すら残れない ただ祈って 月に照らした その横顔 わずかな希望をくれたよ 握り締めた宝を二度と落としない 不器用な命をかけて ガムシャラに守り抜けるかな 時の果てまで 沁みてく
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